2017年02月12日

【蜻蛉玉源氏物語】 7帖「紅葉賀」〜9帖「葵」

【番外編】
蜻蛉玉源氏物語の制作イメージの覚書

《源氏物語7帖 紅葉賀(もみじのが)》
源氏と頭中将は、流水に紅葉文様の衣に挿頭を差して青海波を舞う。
源氏物語7帖 紅葉賀(もみじのが).jpg

源氏と頭中将が青海波を舞っている図(源氏物語屏風、伝土佐光則筆)。
冠に菊を差しているのが源氏、紅葉を差しているのが頭中将。
14054195_296931584012546_2555536825753795825_n.jpg
*シンクロしてますね〜 
あまりに美し過ぎたのか天も時雨をさっと降らせ、見物人も涙するほどの神々しさだったのだそうだ。
でも本帖の内容はオイディプスを思い起こさせ、人間関係が混沌過ぎて・・・

 

《八帖 花宴(はなのえん)》
桜咲き誇る花の宴の夜更け、「朧月夜に似るものぞなき」と口ずさむ姫君。
玉サイズ:31o×14o 穴径:4.5o
源氏物語8帖花宴(はなのえん).jpg
*8帖花宴は、月明かりに青く見える桜の花をイメージ。
銀の厚箔の上に流れ気味の花パーツを作ってのっけてみる。
 


《九帖 葵(あおい)》
「車争い」葵祭の当日、正妻葵の上の牛車が六条御息所の牛車と乱闘となる。
玉サイズ:16o×30o 穴径:4.5o
源氏物語9帖 葵(あおい).jpg
*9帖葵は、「車争い」の場面が有名だそうだ。葵祭の見物中に本妻さんと外の奥さんの牛車同士が接触事故・・・、あらら・・・。
従者らが大乱闘となり破損した牛車から、お忍びで来ていたはずの六条の御息所の姿が観衆の前にさらされてしまい、あとで生き霊となって葵の上を死に追いやる、これまたコワーイお話しだ。
玉のコンセプトは、牛車の車輪とそれを取り巻く従者の大乱闘のイメージ。
大きな蜻蛉玉を作った後に乱闘の雰囲気のマスキングをして、サンドブラストをかける。
その後、左右を削り取って鏡面研磨する。




posted by 田上惠美子 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446929215

この記事へのトラックバック