2016年02月16日

2016.2.15.会計ソフトのそぞろごと

いよいよ60歳の大台に突入。
言語聴覚士の仕事をフェードアウトしつつ、体力があるうちにガラス作りに本腰を入れようか等々、残りの人生について徒然に考える今日この頃。

そんな時に電話が入った。
拙作を委託で置いて下さっているギャラリーさんからだ。
しかし、知り合いの女性オーナーMさんとは違う、若い男性の声。
伺ってみれば、突然お母様が亡くなったとの息子さんからの電話だった。
驚きと悲しみででなんと言っていいかわからないままお話を伺うと、「委託品を整理し始めたものの誰が出品していたかが判らないのだが、残された通帳を見ると振込先に当方の氏名があったので関係者と判り、連絡先を探して電話。数多い作品の中でどれが当方のものかわからないので直接見てもらえないか。享年69歳」とのこと。

次の日弔問を兼ねて早速お店にお邪魔した。
Mさんに色々とお世話になったことや、本当に素敵なお人柄だったこと等、穏やかな雰囲気と気配りがMさんそっくりの息子さんとお話しさせていただいたのち、拙作を数点発見しピックアップ。
Mさんの彫金作品を思い出として一点買い求めて、帰路に就く。

車中で自分に置き換えて考えてみる。
たぶん我が夫も息子たちも、当方の具体的な関係先はわかってない。
この状態で突然当方がこの世から消えたら、どこに連絡するか困るだろうなあ。
エンディングノートは数年前に買ってみたものの、全く白紙だ。
夫や息子達には時々口頭で、「お墓に入りたくない、散骨にして、戒名はいらん」と言ってはいるものの、具体性に欠ける。

今年になって当方のヒーローの一人、デヴィッドボウイも69歳で亡くなった。
考えてみれば、人生50年の昔にしてみれば、今の年齢はもうとっくに昔の平均寿命を過ぎているのだ。
やっぱりそろそろ具体的に考えないかんなあ・・・、う〜ん・・・

そこで、はたと思い付いたのが、会計ソフトだっ!
・・・?!・・・はあ?

当方、一番苦手なのがお金の計算。
お金の計算をしようとすると、右脳と左脳が突然喧嘩しだすので、すぐに「や〜めた」ということになってしまうのが常だ。
1年に一回の確定申告も、何度も投げ出しそうになりつつも誰も代わりにやってくれる人がいないので、必死の形相で電卓に向かい、書類に記入し、受付終了間際で殺気立った税務署に駆け込み、阿鼻叫喚の税務署の中で一日を過ごすことを、ここ何年も続けていた。
この現状を打破したいと考えていたら、今年たまたま当方のような頓珍漢なものを指導してくださる税理士さんが現れ、会計ソフトを導入してみることとなったのだ。

これがとんでもなくいやな作業でとんでもなく大変…、と思ったら、あらあら、結構楽しいではないかっ!
こちらが計算しなくてもソフトが計算してくれるし、入力のキーワードもイラッとしないように気の利いた変換仕様だ。
こちらの1年の具体的な行動も浮き彫りになるし、当方がどこで非常勤講師をしているかとか、どこのギャラリーさんとお付き合いがあるのかも一目瞭然だ。

いや〜、これは予想外っ!
確定申告以外にも有効活用できそうですね〜

その日の夕食時「もし万一のことがあった場合は会計ソフトのデータを見て」と夫と息子に伝えて、ほんのちょっと肩の荷が下りた気がしたのは、私だけ?!




posted by 田上惠美子 at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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